定番の転職理由として、スキルアップしたいというものが挙げられます。
IT業界でも、スキルアップのために転職するSEは少なくありません。
しかし、スキルアップが目的の転職には注意が必要で、転職を成功させるうえで特に大事なのが志望動機です。
スキルアップのための転職では、志望動機が現職や過去に勤めていた企業の批判になることもよくあります。
現職や過去に勤めていた企業では、満足に仕事を任せてもらえなかったためスキルアップができませんでした。
結果、志望したといった志望動機を作りがちですが、この志望動機では自分の評価が下がります。
企業を批判するばかりで、自分で努力する姿勢が足りないのではないかと捉えられる可能性が高いです。
実際に問題がある企業だったとしても、批判するのは基本的に避けましょう。
ただ、批判的な志望動機が絶対に許されないというわけではありません。
スキルアップにつながりそうな仕事を任せてもらえない状態を改善するため、上司に訴えるケースもあるはずです。
こうした行動を実際に起こしていたなら、多少の批判的な内容は許容されるでしょう。
一方、特に行動を起こしていないにもかかわらず志望動機で不満を述べる場合、評価のダウンは避けられません。
志望動機でスキルアップに関する批判的な内容に言及するなら、批判もやむを得ないと先方を納得させるだけの材料が必須です。
基本的にスキルアップを目的とする場合の志望動機は、前向きなものにしておきましょう。
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